同じ会社に勤め、同じような年収を貰っているのに、Aは住宅ローンの審査が可で、Bは住宅ローンの審査が不可の場合があります。表面的な条件はほぼ同じですが、A、Bがどういったクレジットヒストリーを積んでいるかによって審査の可否は変わります。

住宅ローンの審査が一番顕著ですが、クレジットカードやローンの審査でも差が出る場合はよくあります。勤続年数、年収、企業規模は金融関係の審査では重要視される項目です。

しかし、審査の上では他の項目も重用されます。もし、消費者金融から小口の借り入れがあれば、これだけで審査におけるスコアリングに大きく影響します。総量規制とは関係なく、これから数十年に渡り住宅ローンを返済する場合、他の金融機関への支払いがあることは大きなマイナスとなります。

住宅ローンにおける銀行の審査は繊細かつ慎重

まず第一にすべきことは消費者金融を完済し、かつ契約を終了させることです。さらに万全を期すために、クレジットカードのキャッシング枠をゼロにします。ここまでやらなければならないのかと思われるかも知れません。

しかし、借り入れしようとしている額は数百万円ではありません。数千万円で借入期間が25年以上に及ぶわけです。これだけの大金を借り入れ、そして長期間に渡って返済していくのですから、上記の準備は当然のことです。

住宅ローンを組むためにサラ金の完済とキャッシング枠を消滅させる

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個人信用情報は全銀協の銀行系、クレジットカード関係のCIC、サラ金系のJICCがあります。それぞれ分かれていますが、今は審査のために金融機関は全てを開示することが可能です。

都銀などの銀行はクレジットカードにキャッシング枠が付いているだけで、低い評価にしてしまう場合があります。「枠があればいずれ使う」のが人間の常です。そういった事情を予測して枠があれば低評価にするのです。

マイホームを買うための金融関係の準備として、サラ金などの完済、クレジットカードの枚数を減らしキャッシング枠を無くすなどが必要です。

銀行の住宅ローン審査を通過したAと年収などの条件は同じでも、家計の支払い状況、家族状況によっても審査は大きく左右されます。結婚していて奥さんも働いていれば、所得合算が出来ますので支払い能力は高いと判断されます。

更に、ご両親と同居し、ご両親もまだ現役で働いていれば、更に支払い能力は上がります。銀行からすれば、優良顧客なので何としても融資したいはずです。

優良顧客・クレジットカード

年収が高くても支払い能力が低い人は住宅ローンが組めない

同じ会社で同じ年収であっても堅実ではない人もいます。ブランドの時計に高級車、外食・海外旅行三昧となれば、貯金は殆どないに等しいでしょう。こういった方はサラ金やクレジットカードのキャッシングはなくても、支払い能力は低く審査されます。

インターネットで見かけるのが、夫が年収1,000万円以上あるのに貯金が100万円もなく、毎月家計が苦しいと言う記事です。「1,000万円も年収があって…?」と思いますが、金銭感覚が宜しくなく、家計簿もつけていない富裕層は意外に多くいます。

私も20代~30代の頃はかなり高い給与を貰っていました。しかし毎晩飲み明かし、ゴルフ三昧でしたので、お金が湯水のように必要でした。稼いでも稼いでも足らないのです。結局サラ金に手を出してしまい自転車操業に陥りました。

今から思えばなんて馬鹿なことをしたのだろうと思いますが、後の祭りです。お金にルーズな人はきちんと家計簿をつけて自分の支出を把握し、定期的に財布を引き締めるぐらいで丁度いいと思います。

身の丈に応じた生活を心がけたいですね。

住宅ローンの審査

  • 住宅ローンを組む際はサラ金キャッシング枠をすべて返済してから
  • 年収が高くても全く貯金が出来ない人は沢山いる