彼女の買い物依存症はとどまることを知りません。誰かに注意されても所詮注意レベルです。強引にお金を取り上げられるわけではありませんから、自分の意志で自由に買い物ができてしまいます。自由という立場は、自分の強い意志がないと歯止めが効かなくなります。

正社員で働いていますと、毎月決まった日に決まった額の給与が振り込まれます。安定した生活が送れるのは素晴らしいことです。しかしこの安定感は、安定して出費できることにも繋がります。

お金が定期的に入ってくるという安定感によって「なんとかなるだろう」という甘い考えが先行し、毎月好きな洋服やバック、アクセサリー、プチ整形など、好きなようにお金を使います。

クレジットカードで買った商品を他人に見せて褒めて貰いたい気持ちが止まらない

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洋服やバックなどを買うと誰かに見せて、褒めてもらいたいものです。彼女は自分の友達や会社の同僚、先輩からの誘いには必ず出席し、自分が買ったものを皆に見てもらいます。女性同士ですから、表面上は決して悪く言いません。

皆、「可愛い、似合う、羨ましい」と言って褒めてくれるのです。今で言う女子会で、自分の持ち物をさり気なく披露して、優越感にひたるのと同じです。

女性同士の集まりには食事やお酒がつきものです。買い物で散財し、食事会でさらに散財する日々が続きました。6枚のクレジットカードやローンを駆使して、次々と買い物をしたりサービスを受けます。

クレジットカード

クレジットカードやローンの支払は、もちろん分割払いかリボ払いです。分割払いなら残債がどれぐらいあるか想像できますが、リボ払いも加わりますと大変なことになります。

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自分の使った合計金額がいくらで、返済額がいくらで、どれぐらいの期間返済しなければならないかがわからなくなってしまいます。クレジットカードやローンのリボ払いと分割払いにはくれぐれも気をつけて欲しいと思います。

リボ払いや分割払いをする際は細心の注意を払って返済する

こんな状態ですから、「毎月の給与から払っていけるはず」と安易に思い込みます。しかしリボ払いや分割払いはそれほど甘くありません。毎月の返済合計額が10万円を超えてくると、明らかに給与の返済だけでは不足すると気づきます。

返済が怖くなってしまうので、請求書さえも見なくなってしまい、何がなんだかわからなくなります。請求書を見ないということは、請求額がわかりません。クレジットカードの引き落とし日に、口座の残高を調整しなければならないのですが、請求額がわからないので引き落としできずに再請求され始めます。

リボ払い

クレジットカードやローンで買い物もしますが、飲食で散財もしますので、現金が手元にないのです。いつものようにクレジットカードを差し出すと、「このカードは使えません」と店員さんに言われてしまいます。

「え、なんで?」と彼女は一瞬凍りつきますが、なんとなく察しはつくのです。クレジットカードの限度額はもちろん、再請求されていることが頭をよぎります。

この時点で「やばい」と感じて、リボ払いやローン額の合計を確認し、毎月いくらの支払いがあるかを整理すれば間に合います。しかし買い物依存症に陥った人は、ここで止まらないのです。ここからさらに消費者金融に手を出すのです。

続く