私のようにグレーゾーン金利で消費者金融などからお金を借りていると、任意整理によって借金が大幅に減ったり、過払い金請求によってお金が返還される可能性があります。しかしおまとめローンによる借金一本化の場合は、過払い金請求とは大きく異なります。

高い金利で数社から借りていたお金を、おまとめローンで1社にまとめると、返済額は多少減ります。しかし過払い金請求や引直計算による大幅な借金減額と比較すると、おまとめローンの方がデメリットが多いでしょう。

おまとめローンの唯一のメリットは、ブラックリストに載らないということです。おまとめローンを利用する場合、1社で借入額が大きくなりますので、連帯保証人を要求されることがあります。

連帯保証人・借金

おまとめローンの審査が通った時は浮かれていますので、連帯保証人に対して熱い口調で語りがちです。連帯保証人も我々のような多重債務者に温情をかけてしまい、おまとめローンの連帯保証人の印鑑を押してしまいます。

おまとめローンで借りて滞納すると、連帯保証人にとんでもない迷惑をかけてしまいます。今まであった信頼関係は崩れ、逃げる人もいるぐらいです。

本人はもちろんブラックリストに載ってしまい、連帯保証人にも迷惑をかけ、自分は逃げざるをえない状況に追い込まれます。さらにおまとめローンで返済していたが、やはり任意整理に変更したい場合、連帯保証人が足かせになる場合があります。

更に怖いのはおまとめローンを銀行などの低金利で一本化するならマシですが、「低金利、おおまとめローンで一本化」を謳っている業者の中には悪徳業者が混ざっているのです。

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おまとめローンで返済額が減っても返済期間が伸びて借金は結局増えた

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おまとめローンによって借金を一本化出来たとしても、自分の知らない間に損をしているケースが有ります。最もよくあるのが、おまとめローンの一本化によって返済期間が伸び、支払利息の合計が増えることです。

毎月の返済が減って楽になるのは有り難いですが、返済期間が伸びていますので、結局は損をしてしまっているのです。

おまとめローンで借りた失敗例

毎月の返済が13万円から8万円に減るおまとめローンを契約したとします。元本(借入金)は300万円とします。金利は18%から15%に減っても、返済期間が3年から6年に伸びましたので倍になります。

■ おまとめローンで一本化する前

300万円(元本)+162万1479 円 (年率18%の場合、3年分の利息総額)

=462万1479円(返済総額)

■ おまとめローンで一本化した後

300万円(元本)+270万2465円(年率15%の場合、6年分の利息総額)

=570万2465円(返済総額)

おまとめローンで一本化して毎月の返済が楽になっても、結局利息で100万円以上多く払う結果です。返済期間が伸びれば支払う回数が増えますので、その分利息の合計も増えます。

これでは金利が安くなっても意味がありません。ただただその場を凌いだにすぎないのです。このことからわかりますように、おまとめローンでは目の前の返済額ではなく、返済の合計額がおまとめローンの一本化前よりも減らせるかが重要です。

人間は弱いもので、目の前の返済が減ると先が見えなくなってしまいます。直近の返済が出来なかったり、生活が苦しいので毎月の返済額が減るのはホントに助かります。私も多重債務者ですから気持ちはわかります。

しかしおまとめローンで借金を一本化しても、再び他の消費者金融や信販会社からお金を借りてしまい、私のようにブラックになる人がいます。

おまとめローンを申し込んで一時的に凌ぐのが悪いわけではありません。しかし長い目で見ると結局自分を苦しめている場合が多々あります。おまとめローンと任意整理をじっくりと比較し、長いスパンで考えるべきでしょう。

続く