多重債務や自転車操業状態から脱出するために任意整理をしますが、弁護士に依頼する方がほとんどだと思います。「弁護士」と聞けば、正義の味方のように思いますが、弁護士にもいろんな人間がいます。

弁護士は公務員ではなく、民間のビジネスマンです。民間ですからビジネスを再優先させるのは当たり前です。ただ法と正義を優先させながら、ビジネスとして頑張ってくれる弁護士に債務整理や任意整理をお願いしたいものです。

任意整理・弁護士・選び方

弁護士になるためには多大な費用と時間が必要です。良い大学に入るために小さな頃から必死に受験勉強をし、そしてロースクールから司法試験まで長い道のりがあります。

それなりの投資を行ってこないと弁護士になることは出来ません。時間と投資を行ってきてようやく辿り着いた弁護士ですから、それなりの報酬や地位を欲しいと思うのは人間として普通の感情です。それが人間というものです。

必死に時間とお金を投資したのに、派遣社員やアルバイトと同じような待遇では、誰も弁護士になりたいとは思いません。

任意整理をしてくれる弁護士の中にはボッタクリも存在する

表に出てこないだけで弁護士にボッタクられたり、騙されてしまう例があります。ある債務者は消費者金融から借金をしていました。そこで過払い金請求をするために弁護士に依頼し、50万円を取り戻すことに成功しました。

しかしその50万円を弁護士報酬として全額を弁護士に取られてしまいました。本来なら債務者である人間が貰うべきお金を、なんだかんだと理由をつけて弁護士がもぎ取るのです。

別の実例でも弁護士のぼったくり被害があります。ある多重債務者はあまりの借金の多さに疲れていました。なんとかしてこの現状を打開したいと思い、自己破産することを考え任意整理をうたっている弁護士に相談しました。

弁護士は債務者に対して自己破産を勧めました。債務者は元々自己破産することも視野に入れていましたので、弁護士のすすめに乗りました。その際に弁護士から「自己破産には資金が必要ですが、手持ちはどれぐらいですか?」と聞かれました。

債務者は「手元に150万円ほどあります」と答えると、弁護士は渋い顔をしながら、「任意整理の依頼ならもう少し安くなりますが、自己破産は200万円は必要です。しかし今の現状を打開するためにも、150万円で自己破産手続きをしましょう」と債務者に話しました。

SponcerdLink

法テラスという機関がありますが、この法テラスを利用して自己破産や任意整理が得意な弁護士に依頼して、20万円以下の費用で自己破産に成功した人がいます。

SponcerdLink

任意整理をする側(債務者)の足元を見る弁護士を選んではいけない

債務者の顔色と懐具合を見ながら弁護料を決める任意整理や債務整理が得意な弁護士が沢山いるのです。ただ弁護士は民間人かつビジネスマンです。取れるところから取るのはやむを得ない面があります。

任意整理が得意な弁護士がいくらの手続き費用をとっても自由ですが、高い費用を取られたのでは堪りません。出来れば安くて良心的な任意整理が得意な弁護士に依頼したいものです。

上記で紹介した債務整理や任意整理が得意な弁護士は、実はまだ可愛い方だったりします。弁護士会の懲戒処分の公告を見ると、数千万円、数億円の業務上横領を行い起訴されている弁護士がいます。

悪徳弁護士と言われる人達ですが、こういった弁護士が一部の人間だけなら納得もできます。どんな業界にも悪い人間はいますから。しかし、倫理観、道徳観が若干ずれている弁護士によって事件化されているケースも有ります。

任意整理・弁護士・選び方

弁護士の中でも地位が高い弁護士会副会長も事件を起こす

弁護士業界そのものの、お金に対する執着心が、我々一般人とはかなり異なる可能性が高いのです。弁護士会の副会長という役職にある人間が、こんな事件を起こしました。

元東京弁護士会副会長が平成25年4月に、成年後見人を勤めていた女性の預金など、合計3,900万円を着服しました。東京地検特捜部が業務上横領の容疑で逮捕しました。弁護士会の副会長でも数千万円に目がくらみ、横領してしまうのです。

こういった事実がありますので、任意整理や債務整理をする際の弁護士の選び方は慎重にならざるを得ません。ただ、多くの弁護士は善良で真面目な人たちです。悪徳弁護士は基本的にごく一部の人間です。

我々のような多重債務者が任意整理・債務整理の弁護士を選ぶ際は、それなりの知識を債務者が身につける必要があります。

ネット上には沢山の任意整理、債務整理を得意とする弁護士が広告を掲載しています。人整理の弁護士の選び方はとても大事な行為です。弁護士もこちらに多少知識があると知れば、無茶をしてきません。

大事な任意整理や債務整理、自己破産の手続きです。それなりの知識を蓄えてから弁護士を選びましょう。