債務整理、任意整理、自己破産をする場合、インターネットや知人の紹介などで弁護士に依頼します。ただ、知人から紹介してもらった弁護士に任意整理を依頼してしまったばかりに、失敗している多重債務者が多いのは残念です。

「知り合いから紹介してもらった弁護士=安心」という図式は成り立ちません。

自分で知識をつけて弁護士を探せる場合は良いのですが、やはりいろんな不安を感じると思います。そういった場合は法テラスを利用しましょう。

法テラス

法テラス

法テラスを利用すれば弁護士費用が安く済み、分割払いに応じてくれます。例えば自己破産をする場合、法テラスを利用すれば20~30万円前後で可能です。しかし、弁護士によっては100万円、200万円と請求する場合もあります。

弁護費用に下限はあっても上限はありませんので、多重債務者は法テラスを利用して任意整理や自己破産をするのが得策でしょう。

法テラスに登録している弁護士に依頼すると、基本的に弁護費用は安く、月額1万円、5戦円という分割払いにも応じてくれます。また生活保護者や何らかの障害がある場合は、無料で相談に応じてくれる場合もあります。

任意整理、自己破産を依頼する際、弁護士は懐を見ている

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レストランやスーパーに行けば、メニューや商品には値段が掲載されています。しかし高級な寿司屋に行けば値段が掲載されていません。”時価”と言われる価格です。

その日に入荷した新鮮な魚を、最高の腕と環境でおもてなしするわけですから、金額がはるのはやむを得ないのかもしれません。しかし、金額が高いのにお店の雰囲気や味が今一つであれば、お客は離れてしまい潰れてしまいます。

弁護士も似たところがありますが、高級寿司店と違うのは知識を売っている点です。寿司の場合、ネタ、シャリ、お店の雰囲気、職人など、色んな所に費用がかかっています。

弁護士の場合、法律で物事を解決するという知識を売っていますので、利益率が非常に高いのが特徴的です。ということは、お客が少なくても利益率が高いのでやっていけるのです。

高級寿司屋には定期的に訪れた場合、ある程度の値段がわかります。しかし、弁護士事務所に定期的に訪れることはありません。ですからボッタクられても依頼主はわからないですし、弁護士先生という肩書にやられてしまいます。

弁護士事務所で「自己破産は〇〇万円、任意整理は〇〇万円、民事再生は〇〇万円」というメニューを見せてくれることは稀です。

任意整理・自己破産・弁護士

基本的には依頼主の懐具合を見ながら価格を提示します。がめつい弁護士になると、現在の財産を聞かれて答えると、その財産と同じ額の弁護料を請求することもあります。別のケースでは法テラスから弁護士を紹介されたのに、自己破産の相場の2倍を請求されました。

これは弁護士と相談した際に、家族のことを聞かれ、依頼主の家族がそれなりの資産を持っているため吹っかけても大丈夫だろうと弁護士が思ったようです。

法テラスは素晴らしいサイトですし団体ですが、登録している弁護士の中にはあくどい人間が少数ながら存在します。こういったボッタクリを平気で行う弁護士を避けるには、やはりネットや書籍で自己破産や任意整理などの相場を掴むことが大切です。

自己破産の相場は大体20~30万円、任意整理・債務整理の場合は借りている件数によって変動します。

任意整理、債務整理の相場・一例

任意整理、債務整理の一例を紹介します。カードローンなどの貸金業者5社から借金をしていたとします。

※ 1社に付き42,000円×5社=210,000円

貸金業者5社から借りている場合の任意整理の価格は210,000円となります。貸金業者1社につき手数料がかかりますが、この手数料は弁護士によって若干の差があります。過払い金返還請求によってお金が戻ってくる場合もあります。

その過払い金によって弁護士費用を捻出できる場合もあります。いずれにしても任意整理、債務整理、自己破産、民事再生の相場観はある程度掴んだ上で弁護士に相談してください。