借金を抱えている方を債務者、お金を貸している方を債権者といいます。お金があるうちは順調に返済をしますが、お金がなくなると債務者は返済を滞ってしまい、金融機関等の債権者に対して連絡を取らなくなります。

私もお恥ずかしながら債権者に対して連絡を取らずに逃げていた時がありました。カードローン、クレジットカード会社、銀行などの債権者から逃げたところで、多くの方の生活は改善しません。

債務者が債権者に対して、きちんと連絡を取って敵対視しいないことが如何に大切かを解説します。

債務者にとって債権者は敵ではなくパートナーである

金融機関からお金を借りると債権者は債務者にとってビジネスパートナーです。債権者が敵に見えてしまうのは、債務者が借金を返済できないときです。

金融機関やカードローン会社は、事業を発展させたり個人の生活を支えるためには利用するものですし、借金をしたときは友好関係にあったはずです。しかし、利益が出ない、収入が減ってしまうなど、一旦苦しくなってしまうと金融機関が敵に見えてしまいます。

債権者は敵ではありません。

そもそも私のような債務者が借金を返済しないことに問題があります。このことをしっかりと自覚して、債権者と友好的に話し合わないと、債務者にとっても良い結果は得られません。

「貸した銀行やカードローン会社、クレジットカード会社が悪い」という言い訳を聞きますが、この考えでは借金問題を解決できません。金融機関である債権者の立場を十分理解して、債権者としっかり話し合うことが最善の解決方法です。

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返済できなくなった債務者は債権者に対して低姿勢であるべき

私はカードローン・消費者金融で多重債務に陥ってしまい、返済できなくなった時期がありました。その際に返済が遅れてしまうこと、新しい収入を模索することなどを、全ての消費者金融会社に連絡しました。

その時の姿勢は低姿勢であり、迷惑をかけているというスタンスです。

例えば、あなたが小売業(洋服の販売)の商売をやっていたとします。洋服を問屋やブランドから仕入れてきて、店舗やネットで販売して利益を得ています。この自分が仕入れした商品が売れなければ、利益を得ることができずに赤字に陥ります。

債権者の金融機関も小売業と同じでお金を売って・貸して利益を得る

金融機関である債権者はお金を貸すことを商売にしています。お金を貸して返済してもらうことで利益を得ています。貸したお金が回収できなかった場合、洋服を間違って仕入れて赤字になった商売のように、金融機関が赤字を負担します。

一方で、残債を回収するのも商売ですから、必死に回収に来たり、法律にのっとって負担を銀行が負います。

私達のような債務者が気をつけなればならないのは、貸した銀行が悪いと開き直るのは絶対に駄目だということです。開き直りは最悪の一手と断言できます。

債務者は債権者にきちんと対応すると道が開ける

債務者はきちんと返済していれば問題ありませんが、返済が滞ってしまうと債権者に対して攻撃的になったり、連絡することから逃げてしまいます。逃げれば逃げるほど法律にのっとって、債権者は厳しい回収をして、あなたの人生に大きな影響を及ぼします。

私が債権者から逃げていたときは本当にどん底の生活を送っていました。1日の食費が300円以下の日が何年も続いたり、携帯電話さえも持つことができず、派遣やアルバイトに就くことが難しい時がありました。

年齢も中年ですから社員として雇ってくれる企業などありません。派遣でさえも年齢で仕事が回ってこなくなります。賃金の低い仕事でしたら沢山ありますが、体力勝負的な部分があったり、キツイ仕事すぎて自分には継続が難しかったのです。

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債権者からの裁判の通知で考えが変わった

債権者である消費者金融期間の一社から、裁判の通知が何年も前に届きました。このままでは強制執行によって、何もかもが抑えられてしまうと怖くなりました。

そこで裁判の日に裁判所まで出かけて、債権者である消費者金融会社と話し合いをしました。債権者と債務者の私、裁判官?的な方と3人で話し、1ヶ月5,000円の返済を当面は続けることで話し合いが付きました。

この裁判をきっかけに債権者である他の消費者金融会社にも連絡し、1ヶ月1,000円の返済で暫く待ってほしい旨を伝えました。

どの消費者金融会社も私の提案に抵抗しました。しかし、私が生活を立て直して借金返済に対して前向きに取り組む姿勢と、今後の予定を話したところで納得してくれました。

それからネットを使った仕事で生活を安定させ、少しずつですが返済を続けています。

債務者が債権者から逃げると人生から逃げるのと同じ

債務者が返済を滞ってしまうと、多くの場合は債権者からの連絡を無視します。その状態が続くと強制執行されたり、借金が残ったままの状態が何年も続きます。

「借金なんか払わなくてもいい」という人はブラックリストのまま、7年以上を過ごせばいいと思います。クレジットカード、ローンなど一切組めない人生もありでしょう。しかし、こういった人生を少しでも避けたい気持ちがあるなら、債務者は債権者にきちんと連絡すべきです。

債権者に連絡することで、強制執行は免れますし、何よりも自分の生活を立て直すことに前向きになれます。もちろん、自己破産や債務整理も視野にいれることは、生活を立て直すことの一部です。

全額返済することだけが方法ではありません。自己破産したり、債務整理をすれば返済が一気に減ったり無くなりますので、気持ちと金銭に余裕ができます。そうすると表情や所作、言葉遣いにも余裕ができますので、面接に受かったり、仕事がもらえるようになります。

逃げ続けることは何の解決にもならないこと理解してください。

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債権者の銀行はお金を貸したくて仕方がない

勘違いしてはいけませんが、お金の貸し借りはビジネスです。企業が利益を出し始めると金融機関はお金を借りてくださいと営業に来ます。銀行は借りたくないと言っている会社には貸したくて、借りたいと思っている会社には貸したくないのです。

事業性が不確かであったり、個人の収入が若干不安定であっても、損をしない程度の担保や収入があればお金を貸します。

ですからお金を貸してくれるから事業がうまくいくとか、自社や自分は信用があると思わないことです。会社や自分に信用がなくても、不動産などの担保があれば担保の分は貸してくれます。

借金は恥ずかしくない

借金問題は私も経験しましたが他人に言えることではありません。なぜなら借金を返せないのは恥ずかしいと思うからです。

恥ずかしいからこそ他人に相談できずに、ズルズルと引っ張ってしまい問題を大きくしてしまいます。早め早めの相談こそが債務者の問題を解決する一番の方法です。

親や知人に相談するのが難しい場合があると思います。その場合は、ネットで検索すれば相談に乗ってくれる弁護士や司法書士などの法律家がいます。無料相談もたくさんできますし、借金を整理して分割で弁護士に支払う方法もあります。

借金を恥ずかしがらずに、前向きに捉えて解決する方向へ向かいましょう。