借金問題に苦しんでいる方や、新しく借金をしたいと思っている方は多くいると思います。私自身は今でこそ借金の必要はなくなりましたが、昔は藁にもすがる思いでした。

しかし借金が重なってしまうと、心が病んでしまったり、良くない方向へ進んでしまいます。借金の仕組みを少し知るだけで、借金返済が楽になることがあります。借金を順調に返すための知識を紹介しましょう。

借金返済は自分だけの責任なの?

借金をする際に最初から踏み倒すつもりで借金をする人はほぼいません。皆、借金をしても将来に返済できる可能性が高いため借金をします。企業や事業者は借金を元手に投資をして、何倍にも増やすことにつもりで借金をします。

借金をすると高い金利が付きますから、収益を上げて稼ぐつもりがなければ、自らお金をドブに捨てることになります。

しかし商売は水物ですから、自分の思い通りに収益が上がらずに損をすることもあります。この時、その責任は経営者が取らなければなりませんが、果たして一人で責任を追わなければならないのでしょうか?

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借金返済の責任は金融機関やカードローン会社にもある

普通の借金であれば、そのとおりだと思います。親戚や友達に頭を下げて無利子で借りたお金は、その後何十年かけても返済すべきです。

しかし銀行などの金融機関から事業のローンとして借りたお金は、貸した側にも連帯の責任があると考えます。金融機関は会社の事業計画や業績、経営者の人柄や個人資産などを審査した上で、「問題なし」と判断して融資しているからです。

この判断に誤りがあったとすると、それは金融機関の責任でもあります。ですから金融機関は債権回収を諦めることがあります。

ただ、簡単には諦めません。

日本の借金はリコースローンが主流

日本の金融機関の貸出はリコースローンを主流にしています。リコースローンとは、借金をした債務者が返済の全責任を負う借金のことをいいます。

金融機関は事業者に対して、金利を取ってお金を貸しています。事業者が売れると思って開発する製品に投資するのと同じことです。この製品が売れずに損失を出した際、責任を問われるのは経営者ですが、投資的な概念から考えると金融機関もその責任を負うべきでしょう。

借金問題は、お金を貸すことを業として行っているのであれば、貸し手にも何らかの責任があると債務者は考えて良いと思います。

保証会社は純粋な貸し手ではありませんが、「返済を保証するよ」と言って貸すのを承諾しているわけですから尚更です。

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質屋は借金返済を自ら背負っている

最近はそれほど流行っていませんが、昔は黄金を貸すと言えば質屋が主でした。銀行がまとまったお金を貸す際、不動産屋金融資産を担保に取りますが、質屋の場合は品物を担保に取ります。

そこで質屋はお金を貸す時に、借り手から担保となる品物を預かります。預かった品物を質草と言います。質草になるのは、貴金属品やブランド品など、換金価値のある品物だけです。

質屋はその質草に相当する価格だけのお金を貸します。期限までにお金と金利が返済されると、保管されていた質草を借りてに返します。期限内に返済ができなければ、質流となり、質屋は質草を売りに出して換金します。

質屋は質草を売却したお金をによって貸したお金を回収しますので、損をしないシステムです。

実際には殆どありませんが、質草として預け入れたブランド商品や貴金属が偽物で、店主がそれを見抜けずにお金を貸してしまったとします。この場合、質流れとなった時に偽物であることが発覚しますので、売却しても犯したお金を回収できません。

この場合、責任は誰にあるのでしょうか?

責任は質屋の店主にあります。品物を持ってきた人が、ブランド品が偽物だとは知らずに持ってきた場合があります。質屋の店主は商品の価値を見てお金を貸すわけですから、今更お金を返せと騒いだところで、自分の見る目がなかったことを喚いているに過ぎません。

ノンリコース・ローンは貸し手も大いに借金に対して責任を負う仕組み

これはアメリカの一部や東南アジアなどでも行っている貸出方法のノンリコース・ローンに似ています。これが貸し手の責任であるならば、事業者にお金を貸した金融機関も、見る目がないということで、事業者が破産したときには責任を取らなければなりません。

債権の回収を諦めるという形を取らざるを得ません。

原則として借りたお金を返すのは当たり前です。しかし、世の中にはどう頑張っても返せないお金が存在します。そして返せないお金を返さなくてはならないと思い悩んだ末に、自ら命を立つ人もいるのです。

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お金を借りる債務者の誠意は契約書と担保で決まる

命よりも重い借金など存在しません。ですからどうしても返済できない借金は、返さなくてよいという判断が必要です。

「借りたお金を返さなくてよいとは何事だ」と思う方もいるでしょう。その気持は十分に理解できます。一流企業や公務員という職業に勤めながら、お金を借りて返済しない人も確かにいます。

しかし善意の心を持ち、返済に必死になっても返済が追いつかない場合があります。その時は金融機関やカードローン会社に連絡し、返済を待ってもらえばいいのです。

このサイトを読んでくださっている方の多くは、借りている側だと思います。仮に貸している側やこれからお金をかそうと思っている場合は、必ず契約書と担保を取ってください。親しい仲であればあるほど契約書と担保が必要です。

金銭消費貸借契約書、担保提供が出来ないという方は、あなたからお金を借りても返済しない可能性があります。

本当にお金が必要で返済する意思がある人は、自ら契約書を結ぼうとしたり担保を提供します。こういった方ならお金を貸しても、金利と一緒にしっかり返済されます。