借金に苦しめられている人は未だに沢山います。私自身も借金に苦しめられました。今でこそ自分で債務整理をして順調に返済していますが、債権者(金融会社)の言うとおりに返済していたときは厳しい生活でした。

借金で生活が苦しい状態が続くと、返済することばかりを考えてしまい、債権者である金融会社に交渉することを考えなくなります。また、借金返済が遅れることによって、ブラックリストに載ってしまうと恐れて必死に返済しますが、多くは金利ばかり取られて解決できません。

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借金まみれな人は債権者に対して自己破産をちらつかせる

債権者である金融会社は金利で得て商売を成り立たせています。ですから、この金利が債務者から取れなくなると商売が成り立ちません。更に元金も回収できなくなると、金融会社は赤字(貸し倒れ)に陥ってしまいます。

債権者にとって借金を踏み倒される貸し倒れは大きな損失です。この貸し倒れを避けながら、小さな利息でもいいので長期間に渡って利益を得たいと考えています。

元金と利息が全て飛んでしまうことは金融会社は避けようとしますので、これを利用して交渉をします。自己破産をちらつかせることは金融会社との交渉で有利に働きます。

債務整理の交渉の中で自己破産をちらつかせた

私は自分の怠惰によって借金まみれに陥りましたが、それなりの利息は長期間に渡って支払いました。充分に支払ったという自負がありましたし、何よりも生活が成り立たないほど困窮しましたから、金融会社と債務整理の交渉をせざるを得ませんでした。

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「今の支払額ではとても払えませんから、毎月の返済額を減らしてほしい」と交渉しましたが、どの金融会社も「支払い条件の変更はできません。一括返済をお願いします」と最初は一歩も譲りませんでした。

意図的に口に出したわけではないですが、思わず口に出た言葉がありました。「そっか、もう返済をやめるか自己破産するしか無いか…」と独り言のように言いました。

自己破産という言葉は債権者が最も嫌う言葉

当時の私は自己破産の方法や費用など知る由もなく、何となく言葉にしました。今から思えばその言葉がとても落胆していて、債権者の担当者からすると私が本気で借金の返済をやめたり、自己破産をすると思ったのでしょう。

「わかりました。お客様は非常に厳しい状態だと思います。自己破産をしなくてもいいように相談に乗りますよ。実際自己破産をするといろんなデメリットがありますよ。借り入れが一切できなくなりますしね…」と急に態度を変えました。

自己破産のデメリットは借金苦に比べれば大したことない

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自己破産は債権者である金融会社からすれば、一番困るパターンです。金利はもちろん、元金も回収できませんから大赤字です。大赤字になるぐらいなら、毎月の返済額を減らして少しずつ回収する方向に転換します。

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債権者に対して”自己破産”と”返済をやめる”と殺し文句のように話す

当時、消費者金融6~7社ほどから借金をしていましたが、どの消費者金融にも同じ方法で何度も交渉しました。自分の生活が厳しいために借金の減額を申し出るわけですが、いきなり自己破産の話はしないでください。

最初は毎月の返済額を減らしてほしい旨を伝えます。金融会社は突っぱねますが、そこを何度もお願いします。一旦電話を切って、数日後にもう一度借金返済が辛そうな感じで連絡します。

3~4回、毎月の返済額を減らして欲しい旨を交渉しても金融会社が拒否する場合は、ぼそっと「自己破産しか無いか…」と呟いてみてください。その場では担当者は何も言わないかも知れませんが、再度交渉をする際に毎月の借金返済額を減らすか話に乗ってくる可能性が高いです。

それでも金融会社が応じなければ、強引に自分が支払える分だけを伝えて返済します。私の場合は、返済もできませんでしたから放置しました。もちろんブラックリストには載ってしまいますが、生きていくためにはやむを得ません。

借金をしてレクサスなどの高級車に乗っても火の車

自己破産は借金を帳消しにする最強の手段ですが、自己破産する旨をちらつかせたり、司法書士や弁護士に相談していると匂わせると借金の催促が止まる場合があります。

借金をしている債務者が自己破産の申請をして免責を認められると、すべての債務が無くなります。債権者は自己破産をする債務者に対して何もできなくなります。何も出来ない=借金の回収を諦めます。

債権者である金融会社は、私達以外にも沢山の顧客を抱えています。自己破産をする債務者に債権者は勝てませんから、自己破産をしない債務者に対して力を注ぎます。

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借金まみれ、多重債務に陥ったら自己破産を念頭にだけ置く

私のように借金まみれになってしまったとき、自己破産を頭の中にだけ置きます。自己破産は最後の切り札ですから、ギリギリまでとっておきます。理由は自己破産をしなくても大幅に借金が減る場合が多々あるからです。

自己破産で免責を受けると7年間は自己破産が出来ません。自己破産の申請をした時点までの借金は免責が認められますが、自己破産の申請以後の借金は免責になりません。慌てて自己破産をすると損をする場合があります。

自己破産をすれば現金は99万円を残して、全て没収されます。家財道具が処分されることはあまりありませんが、自宅を持っている場合は売却を余儀なくされます。また、自動車やバイクなどの動産が20万円以上で売れる場合は、コチラも没収されます。、

重債務者の中に高級車に乗ったり、ブランド品を持っている人がいます。自分の収入以上のものを持つことで見栄を張りたがりますが、最終的には借金に追われて潰れてしまいます。

身の丈に応じたお金の使い方が一番です。

弁護士からいきなり自己破産を勧められたら疑え

借金・多寿債務を逃れるために弁護士に相談することがあると思います。弁護士に相談すれば全て解決してくれると思いがちですが、弁護士は弁護費用を貰うことをビジネスにしています。

ですから弁護士の利益になるための方法を提案してきます。また弁護士や司法書士などの優秀な先生たちは、法律と自分の利益を重んじます。彼らにとって正しいと思えるのは法律ですから、杓子定規な解決鳳凰になりがちです。

自己破産、民事再生をいきなり勧めてくる場合は要注意です。

自己破産や民事再生は最後の手段

自己破産や民事再生は法的手段としては正解ですが、この法的手段を取る前にいろんなことができます。私の場合は私自身が債権者に対して何度も交渉をして、金利のストップ、溜まっていた遅延損害金のカット、月々の返済大幅に減らしてもらいました。

一筋縄ではいかない金融会社もありますが、何度も粘り強く交渉をしたり、勝手に返済額を減らして返済したり、時には1,000円を毎月数年間に渡って返済し続けたこともあります。

多重債務で首が回らなくなっている時点で、基本的にはブラックリストに載ることを諦めてください。ブラックリストにこだわるがために、高い金利を払い続けて、日々の生活を苦しんでいる債務者が沢山います。

多重債務、借金まみれを解決するためには、一旦リセットをする心構え(ブラックになる)が大切です。