借金が増えて多重債務になると借金地獄に陥ります。自分で言うのは恥ずかしいですが、私は何年も借金地獄から脱出できずに苦しい思いをした時期がありました。

給与の中から毎月必死に返済していましたが、一向に借金は減りません。借金地獄から脱出できない状態が長く続くと、サラリーマンでは永久に借金が終わらないような気になります。独立して一気に儲けないと借金を解決できないと思い込みました。

実力もないのに独立して失敗し、私は借金を返済できず、更に仕事もうまくいかないので極貧状態に陥りました。そうなると食べていくことさえ苦しくなりますから、また小さなお金を借金してを繰り返します。

借金地獄に陥ってしまうと借金をして返済しようとしてしまう

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借金をしている人であれば返済日が近づくことに敏感です。特にお金がないのに借金をしていると、返済日の週は慌ててしまいます。

よくあるパターンは銀行への返済資金が用意できないために、消費者金融で借りてしまったり、クレジットカードでキャッシングをします。このように借金を返済するために借金をすることを自転車操業・まわしと言います。

借金返済のために借金をする自転車操業はまさに借金地獄

借金を返済するために借金をする自転車操業は、非常に恐ろしい行為です。消費者金融・カードローンの金利は銀行よりも高く設定されています。

そのために自転車操業・まわしを行うことで、借金の総額はどんどん増えていきます。借金を返済するために借金をして無事に返済できると、ほっと安心しますが、すぐに次の借金返済が迫ってきます。

借金を返済するための自転車操業は、まさにその場しのぎの解決法であり、借金は増えていくという借金地獄です。

一度、自転車操業や借金地獄に陥ると、雪だるま式に借金が膨らんでいくために、相当まとまったお金が入らない限り、確実に破産への道を歩むことになります。借金地獄で自転車操業をしていた私は身にしみて思います。

また借金の額が大きくなりすぎると、返済しても返済しても元金が減らないという借金地獄が待っています。

消費者金融は金利が高いからと言って、親戚や友人にお金を借りる場合があるでしょう。これも考えものです。相当な信頼関係があったり、まとまったお金が確実に入る予定がない限りは、結局返済できずに人間関係を壊してしまいます。

自転車操業をするために闇金に手を出してしまう人がいます。ヤミ金は金利が数百%という暴利ですし、下手すれば職場にまで怒鳴り込んできます。闇金に手を出して人生を滅茶苦茶にしてしまった人は数知れずです。

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住宅ローンの金利なら低いから借金は大丈夫?

家族を持ったり、老後のことを考えて住宅を購入します。住宅を購入するために住宅ローンを組みますが、低金利なために大したことないと思いがちです。

金利と返済年数によりますが、数千万円の住宅ローンを35年間で返済すると、35年後には住宅ローン価格の1.5倍、下手したら2倍の額を返済することになりかねません。

借金をする場合年収の25%以内にしないと借金地獄に陥る

一般的に借金の額は年収の25%以内にしないと危険だと言われています。賞与を考えずに計算すると、月収30万円であれば75,000円、月収40万円であれば100,000円が月々返済する借金の限界です。

それでは月収が100万円というエリートサラリーマンであれば、1ヶ月の返済限界額は25万円です。これは未来に渡って月収100万円を貰い続けることが出来るという前提です。

リーマンショックを覚えていると思いますが、沢山の企業がリストラをし、社員の給与を下げました。一流企業であるシャープや東芝でも経営危機に陥り、とてつもない人数をリストラしたり、社員の給与を下げました。

リストラをされたり、給与が減ってしまったために住宅の売却を余儀なくされたり、下手すれば住宅ローンが返済できなくなって自己破産した人も沢山います。

収入は永久に保証されるものではない

一流企業に勤めていれば、公務員であれば、収入は安定します。安定しますが、永久に収入が保証されるわけではありません。公務員であっても、給与が下がる場合は普通にあります。地方の財政は悪化の一途ですから、北海道の夕張のように破綻する自治体は増えます。

自治体が破綻すれば、公務員の給与の大幅カット、下手すれば早期退職も促されます。こういった現実が毎日報道されていますが、『自分には関係ないから』と多くの人が思っています。

一流企業、有名大学を卒業した人たちがリストラされて借金地獄へ

私もまさか自分が借金地獄に陥り、自転車操業をするとは思っていませんでした。

しかし、ちょっとしたきっけかで収入が減り、自転車操業せざるを得ない局面を迎えることがあります。

私はリーマンショックの前から派遣社員として働いていました。リーマンショックが起こったあと、リストラされた一流企業に勤務していた優秀な人達が、派遣社員として大量に雇用されました。

どの人も名だたる企業や有名大学を卒業していましたが、時給1,300円ほどの仕事を私と一緒にしていました。

リストラされて一気に年収が減ったことで、住宅ローンの返済、子供の教育費用、生活費などを一気に削ることになり、家庭が崩壊した人を何人も見ました。自分がいまえている収入が未来永劫続くわけではありませんから、そのことを考えて借金をする額を検討しないと危険です。

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借金地獄からの自転車操業は危険極まりない行為

借金地獄に陥ってしまい自転車操業になりかけても、絶対に借金を借金で返済しないでください。必ず借金が膨らんでしまい、どうにもならなくなります。

ですから借金の返済が苦しくなった時点で、すぐに債権者である銀行やカードローン会社に相談しましょう。

名の通った金融会社から借金をしている場合、『他の金融会社からお金を借りて返済してくれ』とは絶対に言いません。返済が苦しい旨を伝えると、返済額の相談にのってくれます。

もちろん、相談したときは『なんとかしてくれ』と言われますが、そこは心を鬼にして返済ができない旨を強く伝えます。そうすることで毎月の返済額を大幅にカットしてくれながらも、信用情報は傷つくこと無く返済できる場合があります。

それでも借金地獄や自転車操業から抜け出せない場合は、借金問題を解決してくれる弁護士などの専門家に依頼します。

弁護士に依頼することを躊躇するかもしれませんが、弁護士は仕事があまりないので、小さな借金の解決方法にも喜んで相談に乗ります。自転車操業という選択肢は無いものとして、金融会社への交渉、若しくは専門家に借金地獄を相談しましょう。