カードローンやクレジットカードを申し込む際、審査をパスしたいがために嘘の申告をしてしまうことがあります。嘘の申告をするつもりがなくても、勘違いや思い違いによって間違った申告をすることもあるでしょう。

間違いや思い違いもカードローンやクレジットカード会社へ、嘘の申告をしていることと同じになります。カードローンやクレジットカード会社に嘘の申告をして、果たして審査が通過しやすくなるでしょうか…。

結論:カードローン会社やクレジットカード会社に嘘の申告をしてもバレる。嘘の申告をしたということで、審査の印象が悪くなり通るはずの審査も通らないこともありますので、嘘の申告は絶対にダメ。

カードローン会社やクレジットカード会社に嘘の申告をしても、バレてしまう理由を解説します。

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カードローンやクレジットカードの審査で嘘を申告する例

カードローンやクレジットカードの審査を通過するために、いろいろな嘘の申告をします。どんな嘘の申告があるかを紹介しましょう。

  1. 年収や勤続年数を実際よりも多く申告する
  2. 借りている額や借入件数を少なく申告する
  3. 知り合いの会社やダミー会社を勤務先にする
  4. 自分の仕事を隠したいので嘘の会社(知り合いの会社)を申告する
  5. 無職なのに、以前勤務していた会社を勤務先として申告する

以上がカードローンやクレジットカードを申し込む際に申告する典型的な嘘です。この典型的な嘘に対して、カードローン会社やクレジットカード会社は十分な準備をしています。

1980年代頃から信用情報機関が設置され、クレジットカード会社やカードローン会社は信用情報機関の利用はもちろん、自社で沢山のお客さんのデータを積み上げてきました。

年齢による年収、企業による年収、他社でいくら借金をしているかなど、瞬時にわかるレベルです。カードローン会社やクレジットカード会社に嘘の申告をして、審査を通過しようとしても意味がありません。

カードローンやクレジットカードの審査で嘘の申告をしても審査落ちする理由

カードローンやクレジットカードの申込みをする際、嘘の申告をしてもバレてしまいますが、バレる理由を解説します。

年収や勤続年数を実際よりも多く申告する

日本は基本的に何処かの企業に勤務すると年収は年功序列です。25歳で月収40万円で申告したとしましょう。大手企業でも25歳で月収40万円は貰えません。外資系の成果報酬率が高い企業であれば可能ですが、ごく一部の事例です。

クレジットカード会社、ローン会社とも年令に応じた給与はどれぐらいなのか、会社名によって大体の収入をデータとして持っています。このデータから逸脱した嘘の申告は、直ぐにバレてしまい悪印象です。

勤務年数も長いほうが審査は通りやすいように思いますが、基本的には半年以上勤務していれば、カードローンやクレジットカードの審査条件としてはクリアしています。

また、カードローン会社やクレジットカード会社が信用情報機関を利用して申込者のデータを収集した際に、勤め先などもデータとし収集しますから、嘘の申告をしても意味がありません。

借入額や借入件数を少なくして嘘の申告をする

私達が現在利用しているクレジットカードやカードローンの情報は、いつ借りたかや残高がいくらか、毎月キチンと返済しているか滞納しているかなど、全て信用情報機関にデータとして登録されています。

信用情報機関にはCIC・JICC・全銀協があり、CICはクレジットカード会社と信販会社、JICCは消費者金融と信販会社、全銀協は銀行と銀行系カード会社のデータを持っています。

  1. CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)…クレジットカード会社と信販会社
  2. JICC(株式会社日本信用情報機構)…消費者金融と信販会社
  3. 全銀協(全国銀行個人信用情報センター)…行と銀行系カード会社

個人信用情報機関CIC・JICC・全銀協の詳細はこちらです。

現在無職なのに、以前勤務していた会社を勤務先として申告する

知り合いの会社に頼んで勤務していることにしてもらうことは可能でしょう。この行為は意図的に嘘の申告をすることになりますので、私文書偽造罪や詐欺罪などに問われかねません。

2010年12月末にA社を退職して、2年間仕事をしていなかっとします。2年後の2012年12月末にカードローンやクレジットカードを申し込みたいと思い、知り合いのB社に架空の在籍を頼んだとしましょう。

カードローンやクレジットカードを申し込む時の勤務先に、B社・勤務年数2年とすれば辻褄は合います。これがバレた時、あなたはもちろん、B社に多大な迷惑をかける事になりますので、架空の在職や在籍はやめましょう。

カードローン会社によっては源泉徴収票などを提出するように要求する場合もあります。一旦嘘をつくと、嘘に嘘を重ねることになりますので、くれぐれも注意してください。

カードローン会社はもちろん、クレジットカード会社も時と場合によっては、在職確認をします。現在無職なのに、以前勤めていた会社を勤務先に記入しても、在職確認で勤務していないとバレるのは明白です。

クレジットカード会社やカードローン会社に嘘の申告をしてバレると、審査は悪い方向にしか進みません。今の現状を正直に伝えましょう。

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カードローンやクレジットカードで嘘の申告をしてバレた時の罰則

カードローンやクレジットカードの申し込み際に嘘の申告をしてバレると、申し込んだクレジットカード会社やカードローン会社は永久に審査が通らなくなる可能性があります。

審査落ちした情報は個人信用情報機関に掲載されますので、別のカードローンやクレジットカードを申し込む際に悪影響です。嘘の申告によって審査落ちしたことが共有されかねません。

嘘の申告がバレることで、カードローン会社やクレジットカード会社に情報が回ってしまい、全てのクレジットカードやカードローンの審査を通過しないということも考えられます。

信用情報機関が保持している情報を知れば嘘の申告は意味が無いとわかる

本人確認のための属性情報

  • 氏名
  • 生年月日
  • 性別
  • 電話番号
  • 住所
  • 勤務先
  • 勤務先電話番号
  • 本人確認書類
  • 配偶者名

クレジットカードやカードローン申込時の情報

  • 情報の照会日
  • 商品名
  • 契約予定額
  • 支払い予定額
  • 会社名

契約内容に関する情報

  • 契約した会社名
  • 契約の内容
  • 契約年月日
  • 契約終了予定日
  • 支払い回数
  • 契約額
  • 限度額
  • 商品名

支払い状況に関する情報や利用記録

  • 返済日
  • 返済額
  • 延滞
  • 利用記録

カードローン会社やクレジットカード会社が利用する信用情報機関が個人の情報を保管する期間

カードローン会社やクレジットカード会社は、申込時や途上与信、限度額を増加させる場合に信用情報機関を利用して顧客の現状を把握します。顧客が他から借り入れを増やしていないか、返済は順調か、勤務先などに変更はないかなど調査します。

信用情報機関に保持されているデータによって、カードローン会社・クレジットカード会社はいろいろな判断をしますので、保持されているデータや保持期間を知ることは大切です。

申込情報は6ヶ月間、延滞情報は5年、事故情報は10年など、重要度が高くなるほどデータの保持期間が長くなります。

情報の種類   保存期間
 申込み情報  6ヶ月
 契約内容に関する情報  5年
 支払い状況に関する情報  5年
 利用記録  6ヶ月
 事故情報  10年
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カードローンやクレジットカードの他社借入状況の嘘は基本バレるが、若干の抜け道がある

クレジットカードやカードローンを申し込む際に、嘘の申告をしてもバレてしまいますし、バレることで全てのクレジットカードやカードローンが利用できなくなる場合があります。

クレジットカードやカードローンの申込みをする際に、嘘の申告は絶対にやめてください。

それでも、何とか借り入れをたくさんしたい場合があるでしょう。そんなときは、借り入れをせずにカードローンを一旦複数枚作り放置します。

カードローンの限度額が50万円で借り入れをして、すぐに別のカードローン会社に申し込むと、50万円を他社で借り入れしていることがカードローン会社にわかります。そうなると2件目のカードローン会社での借入額が減ったり、借り入れできない可能性もあります。

少しでも借入額を増やすことが目的であれば、カードローンの申込みはしたけど、借り入れをしていない状態で他社のカードローンを申し込むことで、限度額が増える場合があります。

この方法で複数のカードローンを申し込むと、年収の3分の1を超えることがあります。申し込んだだけでお金は借りていない状態ですから問題ありません。全てのカードローンからお金を一気に引き出したとしても、とくに音沙汰がないこともあるようです。

お金を引き出さずにカードローンを2枚申し込むと、限度額が増える可能性がある

嘘の申告をするのはカードローンで沢山お金を借りたいから

カードローンやクレジットカードで嘘の申告をする理由は、沢山借り入れをしたいためです。短期間で沢山カードローンを申し込むと、申し込みブラックとなります。半年間はどのカードローン会社に申し込んでも全く審査に通りません。

一度にカードローン会社に申し込む件数は2社までにしてください。半年間に4件以上申し込むと、申し込みブラックに認定されます。

残念ながらカードローン会社やクレジットカード会社、信販会社とも、限度額を減らす傾向です。借金が極端に膨らむことを国は望んでいませんから、民間の金融会社は国の規制に従わざるを得ません。

私も消費者金融をかけずり回ったことがありますので、お金を借りたいがために嘘をつきたくなる気持ちは理解できます。しかし、今のクレジットカード会社やカードローン会社は、かなり精巧なデータを持っていますので、私達の嘘の申告は通用しません。

カードローンやクレジットカードの申込みは、嘘の申告をせず、ありのままの自分で申し込むことが大切です。